[ ｎｅ・ｏ－Ｃｈｉｌｄ ]

ﾊﾟｧ――ﾝ――

とエレベーターのドアが
開くと同時に

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ――

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ――


銃の音が乱射する。

いない･･･？

部隊はエレベーターの中に
入ると

「ぐぁ！！････」
と変な悲鳴の後、中に入った
5人が倒れていた。

銃を撃つヒマもなく。

ｽﾄﾝ――
と上から人が降りてきた。

『仁･･･あいつは？！』

「屋上にいる緊急用のヘリの
手配がされた。急げ！！」

2人で屋上に走って向かう。


俺はRENに

『仁･･･終わりにしよう』
と言われていた。

この言葉を誰かが言ってくれるのを
ずっと待っていた気がする。

姉がやってることは間違っている。


俺が何度言っても受け入れては
もらえなかった。

姉はVergerを愛している。

そう気がついても納得は出来なかった。



一度RENを逃がした時、


それが姉にできる最後の
抵抗だったのかも知れない･･･