[ ne・o-Child ]

階段を駆け上がっていた。

『ハッ、ハッ、だから言ったじゃん!あそこから出たらいても5・6人だった』

「うるせぇ!ハッ、ハッあの場合仕方ないだろうが!」

裏口の階に到着した頃、エレベーターが急に動きだしその階で止まった。開いたと同時に銃声が鳴り響き・・・

確かに5・6人だっただろう。

俺らはその上の階にでた。

そして今は追われさらに
上の階に・・・

人数は倍になっていた。



『ハッ、ハッ―あんたさぁ、
銃持ってるなら撃ってよ。威嚇ばっかしてないでさっ。

撃てないなら貸してくれる?』

「あいつらただの警護だろ!」

『あのさっ、あいつらが使ってる銃…ハァ、玩具だと思う?実弾だよっ。
撃たなきゃ、こっちがやられる』

そいつが走るのをやめ、止まった。

振り返り

「何?早く…」

『これ以上、上にいったら無理……それに』

そいつが上を指差す。

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