神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
「それでは僕の方からも話をしよう。
これは白蓮さんが秘密としていたように不動家にとっても門外不出の秘密だ。」
そう話し出した幹矢に、透達は姿勢を正して真剣に聞く体勢になった。
「八咫鏡(やたのかがみ)という神器がここにはある。…これは白蓮さんには気付かれたが、普通は気付かないだろう。
しかし、白蓮さんを倒して奪う程の敵なら話は別だ。」
「不動さんなら何か知ってるかもしれないと思ってましたが…まさかここにあるとは思いませんでした。
では不動さんが守護者なんですか?」
透はそれ以外には考えられなかったので率直な質問をぶつけた。
しかし予想外な事に幹矢は首を横に振ると、それは違うと答えた。
「僕の力はあの方には及ばないさ。後で君達にも会わせてあげるよ。
…月読、先に行ってオマモリサマに説明してきてくれないか?」
これは白蓮さんが秘密としていたように不動家にとっても門外不出の秘密だ。」
そう話し出した幹矢に、透達は姿勢を正して真剣に聞く体勢になった。
「八咫鏡(やたのかがみ)という神器がここにはある。…これは白蓮さんには気付かれたが、普通は気付かないだろう。
しかし、白蓮さんを倒して奪う程の敵なら話は別だ。」
「不動さんなら何か知ってるかもしれないと思ってましたが…まさかここにあるとは思いませんでした。
では不動さんが守護者なんですか?」
透はそれ以外には考えられなかったので率直な質問をぶつけた。
しかし予想外な事に幹矢は首を横に振ると、それは違うと答えた。
「僕の力はあの方には及ばないさ。後で君達にも会わせてあげるよ。
…月読、先に行ってオマモリサマに説明してきてくれないか?」