神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
キシキシと床板の鳴る廊下を歩きながら、透達は家と繋がってる本堂の一角に通された。
ここは本堂側からは入り口はなく、不動邸からしか入れない造りになっていた。
中はあまり明るくはなかったが、とても柔らかな雰囲気に満たされていて不思議と暗いから怖いという気分にはならなかった。
しばらく歩いて行くと沢山の呪符やしめ縄が張られた和室にやってきた。
「月読、オマモリサマのご様子はどうだい?話は聞いてもらえたかな?」
中には猫に戻った月読が行儀良く座っていた。
「にゃぁあ。」
どうやらこの中ではあるべき姿に戻るようになっているようだ。
ここは本堂側からは入り口はなく、不動邸からしか入れない造りになっていた。
中はあまり明るくはなかったが、とても柔らかな雰囲気に満たされていて不思議と暗いから怖いという気分にはならなかった。
しばらく歩いて行くと沢山の呪符やしめ縄が張られた和室にやってきた。
「月読、オマモリサマのご様子はどうだい?話は聞いてもらえたかな?」
中には猫に戻った月読が行儀良く座っていた。
「にゃぁあ。」
どうやらこの中ではあるべき姿に戻るようになっているようだ。