神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
「確かに不動さんの言う通りここまで来たら引けるかよ!
俺達に運命握らせるなんて神様も意地が悪いぜ!
…って…その神様が相手か…。」
勢い良く拳を握りしめた割には一気に凹んだ沙綺を見ながら透は言った。
「今出来る最善策は何でしょう?」
オマモリサマは透の問いかけに対してしばらく考えた後、こう答えた。
「まずはバラバラの戦力を一つに集める事や。
神器も集まるのは少し危険かもしれないが、バラバラにあるより護りやすいやろ?
幸運な事に九州の者達もここに向かって来るようや。」
「忍達もここに?…でもこんな住宅街に敵が現れたら被害が尋常じゃなくなりませんか?!」
透は鵺や刹那との戦いを思い出し戦慄した。
しかしその疑問は幹矢によって答えられた。
「それは心配要らない…僕から説明しよう。」
幹矢はオマモリサマの顔を見て同意を得ると、ゆっくりと話始めた。
俺達に運命握らせるなんて神様も意地が悪いぜ!
…って…その神様が相手か…。」
勢い良く拳を握りしめた割には一気に凹んだ沙綺を見ながら透は言った。
「今出来る最善策は何でしょう?」
オマモリサマは透の問いかけに対してしばらく考えた後、こう答えた。
「まずはバラバラの戦力を一つに集める事や。
神器も集まるのは少し危険かもしれないが、バラバラにあるより護りやすいやろ?
幸運な事に九州の者達もここに向かって来るようや。」
「忍達もここに?…でもこんな住宅街に敵が現れたら被害が尋常じゃなくなりませんか?!」
透は鵺や刹那との戦いを思い出し戦慄した。
しかしその疑問は幹矢によって答えられた。
「それは心配要らない…僕から説明しよう。」
幹矢はオマモリサマの顔を見て同意を得ると、ゆっくりと話始めた。