神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
「ズラす?結果的にどうなるんですか?」
沙綺がややこしくなってきた説明に頭を掻きながら結論を求めた。
「つまりは一時的にズラされた空間の中がいくら破壊されようが元の空間には全く関係が無いという事さ。」
幹矢の説明を受けた二人はオマモリサマの涼しげな顔を見ながら違和感を感じた。
「そんな大それた事を…いくら精霊化したとは言え、元は座敷童のオマモリサマに許された能力じゃない…。」
それ以上言葉を失った透達に、オマモリサマは自らの力について補足した。
「確かにそれはウチの力ちゃう。…それは八咫鏡の力や。
ウチはそれを引き出す力があるだけや。
神器はウチの霊力を高めてくれるからな。」
沙綺がややこしくなってきた説明に頭を掻きながら結論を求めた。
「つまりは一時的にズラされた空間の中がいくら破壊されようが元の空間には全く関係が無いという事さ。」
幹矢の説明を受けた二人はオマモリサマの涼しげな顔を見ながら違和感を感じた。
「そんな大それた事を…いくら精霊化したとは言え、元は座敷童のオマモリサマに許された能力じゃない…。」
それ以上言葉を失った透達に、オマモリサマは自らの力について補足した。
「確かにそれはウチの力ちゃう。…それは八咫鏡の力や。
ウチはそれを引き出す力があるだけや。
神器はウチの霊力を高めてくれるからな。」