神楽幻想奇話〜荒神の巻〜
「三種の神器の持つ力…?」
沙綺は虚ろに呟くようにそう言った。
「…そうや、神器は所持者の霊力に呼応して能力を解放する。
同調するのは簡単にはいかないけどな。
…九州ではなぜか所持者と同調する事が出来たから助かったようや。人間にしては珍しく…。」
オマモリサマはそう言って顔を上げると透達に向かって一言告げた。
「九州に手が延びた今、ここにも近いうちに敵が来るやろう。覚悟だけはしとくんやで?」
透達は鬼気迫るオマモリサマの言葉に唾を飲み込んで圧倒されると、決意を固めて頷き返した。
「持てる力全てをもって立ち向かいます!」
沙綺は虚ろに呟くようにそう言った。
「…そうや、神器は所持者の霊力に呼応して能力を解放する。
同調するのは簡単にはいかないけどな。
…九州ではなぜか所持者と同調する事が出来たから助かったようや。人間にしては珍しく…。」
オマモリサマはそう言って顔を上げると透達に向かって一言告げた。
「九州に手が延びた今、ここにも近いうちに敵が来るやろう。覚悟だけはしとくんやで?」
透達は鬼気迫るオマモリサマの言葉に唾を飲み込んで圧倒されると、決意を固めて頷き返した。
「持てる力全てをもって立ち向かいます!」