俺のものは俺のもの。
そう思い急いで机の中から教科書を鞄に入れ


教室を先に出たその時『ドンッ』


「ごっゴメンなさい!!」


「....」


....イラッ


黙って通り過ぎようとして私はそいつの


腕を掴んだ


「ちょっとあんた」


「何?」


「人が謝ってるのに黙って何様?」


「・・・誰に向かってその口聞いてんだよ」


「はぁ?」


「俺の事知らないのか?」




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