君とあたしと


「西藤 京太、だったかな」

「さいとう きょうた?
がっつり男って感じ。」

無残にも女の子の転校生
という夢は打ち砕かれた。

「これでメガネくんだったら笑えるよね」
と舞子が鼻をすすった。



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