キライなんです……
寝そべって、後ろから抱きかかえられたまま。

後ろから、蓮センパイが入っていく。


颯太とのときはとても痛かったのに。

するすると、抵抗もなく……


(あ……)


何だか、シアワセ……



颯太とのときは感じたことがなかったあったかい気持ちが……

あたしの胸をいっぱいに満たしてた。


鈍い感覚の中、何だかいつもと違う、じわじわと中から焼かれるような感覚があたしを襲う。



はぁっ。

耳元で、蓮センパイが息を大きく吸い込む音がした。

やがて、ゆっくりと動きだす。



蓮センパイの手が前へ回って、再びあたしの一番敏感な場所を弄び始めた。

「あぁ、あ、、、はぁっ……」


少し沈静化しかけたあたしの炎に、また火がつく。
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