この想いをあなたに…
時は過ぎ、新学期。

めちゃくちゃ頑張って勉強をして、市内いや県トップ高校のS高に受かった。今日はピカピカの慣れない制服を着て校門を見上げていた。

すると…

「おッッはよぉ~Vv」

肩を思いっきり叩いてきたのは、中学の時からの親友。名前は結城 麻波(ユウキ マナミ)黙っていれば超のつくほどの美女。
でも話し出すとすごいこと。見た目とは180℃違うんですもの。

オマケに天然+ノリがいい。
ド派手な私には絡みやすいタイプだ。

私は名門校の名を汚すような格好だと自分は思う。

スカートは膝上25㌢。ブレザーのボタンは全開、シャツは第2まで開け、首にはネックレス。
オマケのオマケに耳には何個かのピアス、髪の毛は金髪っぽい茶色。

まさしく不良だ。

まぁー実際そうだけど。


「結那ってば新学期そうそう先生に目付けられたいの?"藁」

『センコーなんて上等だし☆"藁』


2人でべちゃくちゃ話ながらクラスを見に中に入っていった。
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