キミとの大切な時間
* であい
+ 01
一番初めにキミをみたのは、
あの春の桜が舞う日だった。
友達と一緒に歩いてる俺の目線に
飛び込んできたのは、三人ぐらいの
友達に囲まれた君。
友達は桜をみて騒いでるのに
キミはただ一人ポケットに
手を突っ込んで俯いてる。
そんな不思議な雰囲気を
かもし出してるキミに、俺は
惹かれたんだ。
俺の名前は三原柚志(ミハラ ユウシ)。
今日から中学二年生になる
先日見た、あの女の子のことが
忘れられず、俺はずっと考えていた。
「柚志ー何考えてんだよっ」
後ろから抱き付いてくるこいつは
小学生のころからの友達、
金山嶽(カナヤマ ガク)だ。
「いや・・・特に何も考えてねぇけど。
そういえば、お前何組だった?」
今日は始業式とともに、
クラス替えの発表があった。
「俺~?なんとね~
今年は柚志と同じクラスでーすっ」
効果音なら、パパーンという音が
一番似合うだろう。
嶽はにこにこしながら両手を広げる。
昔から無鉄砲・元気者などの
言葉が似合うやつだった。
そんなやつと同じクラスだと
考えると、これから先が楽しみで仕方ない。
「俺と同じってことは・・・六組?」
「そうだよーんっ。前は九組と四組って
超離れてたからすーげえうれしいんだ」
えへへ、と笑い俺の横に立つ。
そこから二人で六組まで歩きながら話した。
先ほどいったとおり、去年は俺が四組
嶽が九組、という感じでとても離れていた
ため、喋る機会がなかった。
六組までつくと、そこはすでににぎわっていた。
クラスの真ん中には男子たちが。
女子たちは何人かで集まってる。
さすが男子。仲がよくなるのも早かったんだろう。
あの春の桜が舞う日だった。
友達と一緒に歩いてる俺の目線に
飛び込んできたのは、三人ぐらいの
友達に囲まれた君。
友達は桜をみて騒いでるのに
キミはただ一人ポケットに
手を突っ込んで俯いてる。
そんな不思議な雰囲気を
かもし出してるキミに、俺は
惹かれたんだ。
俺の名前は三原柚志(ミハラ ユウシ)。
今日から中学二年生になる
先日見た、あの女の子のことが
忘れられず、俺はずっと考えていた。
「柚志ー何考えてんだよっ」
後ろから抱き付いてくるこいつは
小学生のころからの友達、
金山嶽(カナヤマ ガク)だ。
「いや・・・特に何も考えてねぇけど。
そういえば、お前何組だった?」
今日は始業式とともに、
クラス替えの発表があった。
「俺~?なんとね~
今年は柚志と同じクラスでーすっ」
効果音なら、パパーンという音が
一番似合うだろう。
嶽はにこにこしながら両手を広げる。
昔から無鉄砲・元気者などの
言葉が似合うやつだった。
そんなやつと同じクラスだと
考えると、これから先が楽しみで仕方ない。
「俺と同じってことは・・・六組?」
「そうだよーんっ。前は九組と四組って
超離れてたからすーげえうれしいんだ」
えへへ、と笑い俺の横に立つ。
そこから二人で六組まで歩きながら話した。
先ほどいったとおり、去年は俺が四組
嶽が九組、という感じでとても離れていた
ため、喋る機会がなかった。
六組までつくと、そこはすでににぎわっていた。
クラスの真ん中には男子たちが。
女子たちは何人かで集まってる。
さすが男子。仲がよくなるのも早かったんだろう。