WETHER
「しかも、絶交だって言われちゃって…
バカみたいでしょ、怪盗ウェザーは天候を支配出来でも、女の子の心一つ察せないなんて」


やっぱり、女性は黙っている

俺は、彼女と向き合い立った。

「だけど、このままほっといても、俺の心の中はどんよりしたままなんです。
だから、謝りたいんですしっかり頭下げて、ごめんなさいって」

今まで黙って聞いていた女性が口を開いた


「その格好のまま行ったって、相手はわかんないんじゃないの」


「そいつに逢ったとき、すべてを明かします」
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