誰よりもアナタが好き
「敏樹!ここでとろぉよ☆」


「おう」


プリクラの中で敏樹はいつもとちがった優しさが…。
ポーズを嫌がらずにやってくれたり…。
なんだか違う。
浮気して悪いと思ったから…。
今日は別れをいいにきたとか…。


「昼だな!あそこの…りん。どうした?さっきからそんな顔して」


そんな顔??わたし今、変な顔してるの…


「んっっ?大丈夫!お昼どうする?」


「あそこの洋食レストランは?個室だってよ」


「あぁいいんぢゃない…」




「りん、なに食べる?」

「ぢゃぁステーキ!」


「元気なくても食欲はあるんだな!」


だってお腹すいたもん!


「はは…」


「ご注文お決まりですか?」


「このステーキ2つ。」


敏樹は、注目を聞きにきた女の人にもなにか優しいような感じがした。


「おい!さっきからなんか俺に言いたそうだけど?」


「えっっ;」


「言えよ。俺たち結婚するわけだし…」

いつ決めたのよ!
そんなロマンチックな事言っちゃって


「だから…」
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