誰よりもアナタが好き
別れ
次の日、敏樹は、無免許運転のバイクにひかれ、この世を去った。
私は、クラスのみんなとお葬式に行った。
先生と敏樹のお母さんが話しながら、私のほう指差してる。
敏樹のお母さんがわたしに、
「りんさん、敏樹のことありがとう。いつも、としきはりんさんのことを楽しそうにはなしていました。これ、敏樹の部屋から見つかったものです。」
手渡されたのは、たくさんのてがみ。
そこには、日付けとりんへとぜんぶにかいてあった。
毎日、かいてたんだね。
「10月20日 りんへ
おれ、おまえが大好き。
死ぬまで一緒にいような
もし、俺が先に死んじまったら、おまえ、俺よりもっといいやつ見つけろよ!
でも、俺はしなねーよ!
おまえを守る!。」
こんな内容のがいっぱいあった。