☆先生×ウチのイケナイ関係☆
プルルルルル…
「あ、着信…?…ヒロ?!?!」
携帯のディスプレイには、『弘人』の文字が映し出されていた。
「もしもしッ!!!」
ウチは、いそいで電話に出た。
『はい、こちら○○大学付属病院のものですが…羽野さんでしょうか?』
…病院?…ま、さか…
「は、はい…も、もしかして……」
なんか、自分でも分かるほど声が震えてた。
何なの…ヒロ…。
『今すぐこちらの病院に来ていただけませんでしょうか?
今、中住さんはとても危険な状態なんです。意識不明の重体で…』
「…え…?」
『とにかく早く来てください!!!』
…嘘…嘘でしょ……??