LOVER'Sハウス

一…あたしは急いでみんなを呼びに行った。



…まずは三年生の教室。

ここまで来たのはいいけど…女の先輩たちの視線が痛いです…。



「あれ?紗来じゃん!!」


『あ!菜緒先輩〜!』


「どした?誰かに用??」


『はい。…LOVER'Sのみんなに用があって…』


あたしがちょっと遠慮がちに言うと、あっさり菜緒先輩は夏野を呼んだ。


「あれ?紗来!?」


『あはは。…ちょっと用があって。みんなも呼んでくれる??』


「いいけど…紗来、菜緒と仲良くなったの??」


夏野はあたしと菜緒先輩の顔を交互に見ながら、少し驚いている。


『菜緒先輩はすっごくいい人なんだ!仲良くできて嬉しいの!』


「紗来…。やっぱ紗来はいい子だわ。あたしも仲良くできて、嬉しい!」


『菜緒先輩…!』



って、二人で話してたら、夏野が呼ぶ前にみんなが来た。


「紗来!どうした??」


『あ!元、玲先輩!ちょっと来てほしいの。春奈の一大事!!』



・・・そしてあたしはみんなに詳しく説明をした。話し終わると、みんな納得してくれたみたいで。
 
 
< 118 / 183 >

この作品をシェア

pagetop