LOVER'Sハウス
翔、どうしたんだろ??なんか突然不機嫌になったみたい…?あたし、なんか言ったっけ??
『翔??』
「…ん?」
『……う、ううん!なんでもない。』
一あたしの勘違いだよね。いつもの翔だし!
「…そろそろ行くか。」
『あ、うん。』
あたし達は朝食を片付けて、食堂を出た。
『……ねぇ、どこ行くの??』
「んー、秘密。きっと紗来は気に入ると思うよ!」
『?…ふーん。楽しみにしてるよ!!』
一…あたしが気に入るところなんて、どこにあるんだろ?????
あたしは黙って翔についていく。翔もずっと黙ってるし。
一…その頃…食堂
「…紗来、行っちゃったけど?」
「…しかもあの男と…。」
「どうする??」
「行くしかないだろ。」
みんなは紗来たちについて行くことにした。みんな、なにかあるかもしれない…と心配していた。
「…ってか、紗来たちどこに行ったんだ?」
「………」
「…みんな、なに黙ってんの??」
そこに来たのは、春奈だった。今のみんなには、天の助けと言うもの。