LOVER'Sハウス
一一一一一一一一……
一一一一一一一……
告白を終えたあたしは、春奈たちが待つ、教室へと向かった。
『春奈!笑花!言ってきたよ。』
「紗来!よかったぁ。言えたんだね。」
『バッチリ。言ったらスッキリしちゃったよ!』
「そっかぁ。じゃ、新しい恋でも探して、早く椎葉のことなんか忘れちゃいな!」
『うん!』
春奈と笑花に元気づけられ、あたしは新たな恋を探すことにした。
一その日の夜。
みんなに心配かけちゃったおわびに、あたしは高級料理を作ってあげた。
高級料理ってなにって??
…フカヒレ☆(笑)
香宮の常連のお店に頼んで、特別に用意してもらったんだ!すごいでしょ?
…みんな驚いてたけど。
ただ一人、真斗だけは普通だった。ま、北原財閥のお坊っちゃんだしね。
一みんなには、解決したって一言、言っておいた。
あたしが笑っていたためか、すぐみんなも笑って"よかったな"って言ってくれた。
本当にみんなには感謝だよ!