LOVER'Sハウス

一そして、また話し始める春奈。



「それでね、新聞部が言うには今月の"聖園会"は、LOVER'Sとの交流会も含めて行おう…ってこと。」


『…それって、なんかやるの??』


「やるっぽいわね。えーと、なになに?」


と、また紙切れを見る。あたしと笑花は黙って、春奈の話を聞いていた。



「あ!"球技大会"だって!」



…球技大会ぃい〜〜〜??



『は??なにそれ!!!!!』


「まぁまぁ、落ち着いて。仲を深めるためだって!それに、種目はバスケと、バレーよ??紗来、バスケ得意じゃない!」



うっ。そんなこと言われてもね……。バスケは好きだし、これでもレギュラーとしてがんばってるけど…



「ま、生徒会が決めたことだし。文句なら元くんに言えば??」



生徒会が決めたの!?!?…元ったら、なに考えてんだか。


それに、企画を認めちゃう美奈子さんも美奈子さんだよ。…まぁ、あの人は何事も楽しむ性格だし、しょうがないけど…。




「あ!『勝ったチームの代表者には"LOVER'S"から一言あります』って!サイコーじゃん!!!!!」



・・・・・・どこがよ!



…波乱の日々が続きそうです・・・・・・・・・。
 
 
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