LOVER'Sハウス
一話し合いも終わり、もう帰る時間。
…チームが決まった後、真斗が耳元で
「足ひっぱんなよ。」
…って!そんなこと、分かってるわよ!!!!!
一青薔薇寮。
「紗来、球技大会の決まったー?」
と、悠介が聞いてきた。
みんなリビングにいて、あたしは洗い物の途中。夕食を食べ終えた後だった。
『決まったよ。悠介も??』
「うん!俺はA−Bチーム。紗来は??」
そう、悠介が言った途端、リビングのみんなが一斉にキッチンのあたしを見た。
『…あの〜、怖いんですけど。』
そうあたしが言うと、みんなが口々に"ゴメン"と謝りだした。
一みんな、なんかおかしい。変なの。
「で、紗来は??」
『あたし?あたしはD−Bだけど??』
一シーン
は!?!?あたし、なんか変なこと言ったっけ??????
『…な、なんで黙るの!?』
「あ、ゴメンゴメン!みんなショック受けてただけ。」
・・・・・・ショック??
なんのですか?…って聞けるはずもなく。
あ!ちなみに、みんなバスケだって!まぁ、みんなならなんでも出来そうだけど。