LOVER'Sハウス
『あ!みんな、チーム決まったの??』
そう聞くと、返事をするみんな。どうやら決まったみたい。
『はい!じゃ、夏野から順番に言ってってよ!!』
あたしが言うと、夏野から順番に言っていく。
まず、夏野。
「俺はC−A」
次は玲先輩。
「僕はE−Dだよ。」
次、陽呂。
「俺?なんか、B−Cだって話だけど。」
次、刹那。
「…俺はE−C。」
次、聖。
「…C−D」
次、真斗…って、聞かなくても分かってるし。
「あれ?真斗には聞かないの??」
と言う悠介。
『…聞かなくても、チーム同じだし。』
「おい、言いながらイヤそうな顔すんなよ。」
だって、イヤなんだもん!"そう"じゃなくて、"イヤ"なの!!!
「そうなんだ!へー…」
そう言って、真斗を睨む悠介。…他のみんなも一緒に睨んでいた。
『…あれ?元は??』
「元なら、生徒会で遅くなるって。もうすぐ帰ってくるんじゃないかな?」
玲先輩、元と仲いいんだ。…生徒会か。そりゃ忙しいよね。