LOVER'Sハウス
第3章 ゲームスタート!
バレた!?
一…交流会から一週間。
あたし達は普段の日常に戻り、楽しく学校生活を送っていた。
・・・・・・あの日までは。
一今日もいつもの朝がきた。同じ時間に起きる…はずだった。
『ふぁぁあ〜。眠い…。………ん?』
眠い身体を起こし、あたしは枕元の目覚まし時計を見る。
『ち、遅刻ー−−−−!!!!!』
ただ今の時刻、7時30分。…しかも、水曜日。
水曜日はみんなが一緒に登校しないといけない日。
あたしは急いで着替え、学校へ行くための支度をした。
一ガチャッ
「紗来!どうした!?」
みんながいきなり、あたしの部屋に入ってきた。
『きゃっ。びっくりした!って、そうじゃなくて。遅刻だって!早くみんなも支度して!!今日、水曜日でしょ??一緒に登校しなきゃ!』
と、一人焦ってるあたし。みんなもあたしの言葉を聞いて急いで部屋に戻る。
…今日は朝食は作れないな。しょうがない!
あたし達は猛スピードで支度し、なんとか20分前。8時までに登校しないといけない。