風希の便利屋

彩空は完全にキレていた。嵐の勝手な行動にだが顔は笑顔だ。その笑顔が恐ろしく見えるだろう。

「嵐君？その手でどうやって帰るのかな？ん？」

嵐の手は血だらけだ。これで外を歩いて見ようものなら警察さんお世話になること受け合いだ。

「るせぇよ。オレのけつ刺さっている足を放せ！...いや放してくださいスイマセンでした。」

彩空は呆れて嵐のけつ刺さっている足を放した。流石、Ｓっ子彩空君。

「この事務所の後片付けお前一人でやれよ。後、手をしっっっっかり洗ってから帰ってこいよ？あ、今の内容紙に書いて渡した方が忘れずに出来るかな？嵐くん？」

いたずらっ子のような嫌味のような不敵な笑みを浮かべていた。
彩空は嵐をいじめ、満足したと言う顔をした。そして彩空より頭一個小さく男の子と見える子と同じく女の子。