先輩は俺の幼なじみ☆
★いつもの朝
「翔~、この荷物持って?」
『はいはい…。』
亜優の家の玄関を開けた瞬間の第一声はこれ…。
同じ高校で、幼なじみだから、いつも学校に一緒に行ってる。
本当は飛び跳ねるくらい、亜優といれることが嬉しい。
だって、好きな人と一緒に学校行けるんだから。
でも、
絶対俺のこと、弟くらいにしか思ってない…。
「なにモタモタしてんの?置いてくよ~。」
長い間ボーっとしていたらしく、結構遠くに亜優がいた。
『あ、今行く。』
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