Sweet Citrus Love 〜甘甘柑橘な恋〜


「ほんっとにごめん」


アタシは頭を下げ、頭の前で手を合わせて謝った。


彩未はアタシが必死に謝るのを見て、ため息を一つ溢して、


「もういいよ〜行こ?」


って言って、許してくれた。


さすがに、アタシが遅くなっただけで怒るのが恥ずかしくなったのであろう。


「うん」


アタシたちは歩いて行ける高校を選んだ。だって、朝の満員電車とかありえないでしょ!?


毎日とか耐えれない!


高校までは歩いて20分ぐらい…


運動にもなるしね!


一石二鳥だね♪



< 3 / 136 >

この作品をシェア

pagetop