Sweet Citrus Love 〜甘甘柑橘な恋〜
「ほんっとにごめん」
アタシは頭を下げ、頭の前で手を合わせて謝った。
彩未はアタシが必死に謝るのを見て、ため息を一つ溢して、
「もういいよ〜行こ?」
って言って、許してくれた。
さすがに、アタシが遅くなっただけで怒るのが恥ずかしくなったのであろう。
「うん」
アタシたちは歩いて行ける高校を選んだ。だって、朝の満員電車とかありえないでしょ!?
毎日とか耐えれない!
高校までは歩いて20分ぐらい…
運動にもなるしね!
一石二鳥だね♪