担任王子【2】

はいと渡してくれる博人さんの指も綺麗で。


シャンプーの香りもいい匂い。


色々考えてたらまた顔が赤くなってきた。


『愛華ちゃん?』


『あっ、ごめんなさい。』


『おやすみなさい。』


慌てて部屋に戻る。


あたし…


どうしちゃったんだろう。


今すごくドキドキしてるんだけど。
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