☆短編集
で、帰ったんだけど…
熱がひどいらしくて、夜にまた碧矢宅へ…
「大丈夫ーっ?」
「ごほっごほっ…」
「大丈夫…?」
「んんっ…お前に分けたい」
そう言って碧矢はあたしの頭を手で抑えて激しくキスをした。
あたしは碧矢の重さに耐え切れず、押し倒される形になった。
「ぷはっ…ちょっと…碧矢//」
「なに?」
碧矢は病人のくせに行為を続行する。首筋、胸と顔を下に移していく。
「碧矢っ!」
あたしは勢いよく碧矢を押しすぎて、体制が逆になった。