☆短編集
「咲のこと…」
「好きだったから…」
…!?
「二年になって…隣の席で…クラスも同じで…委員も一緒で…喋りたいって思った。…だから最初話しかけられたとき…ビックリした。」
「そっか…でもなんで俺?」
「一年のとき、図書室に小説借りに来て、私が担当してたんだけど、手怪我してたの…そしたら代わりにやってくれて…優しいなって…」
「そうなんだ…あっ!あのときの?「だから…付き合ってください…フラれても良い…だから好きで居て良いですか?」
「こんな俺で良ければ…☆俺も最近気になってたんだ…もっと琉輝を知りたい…」
気付けば、抱きしめてた。
「あわわっごめん…///」
「クスッ」
「わ…笑ったぁ。可愛い…」
そしてやっぱり抱きしめちゃった俺。
「今度から…咲の前では明るく…喋るようにする…」
「何かあったら必ず言えよ?いつでも俺を頼れ!」
「クスッ…もち」
それから視線を絡ませた俺たちは…少し長いキスをした。