☆短編集
-昼休み-
「琉輝…」
「……!?」
目を大きく見開く琉輝。
「ごめん…ビックリした?一瞬に食べねぇ…?///」
「…良いよ。」
俺は琉輝の机にお弁当を持ち椅子を持っていった。
無言でお弁当を開ける琉輝。その様子をただ見ていた俺も
「いただきまーす」
と言いながらフタを開ける。
うわ――…。うまそ…。写メりてぇ…。
卵焼きを口に入れる。
「ッ…うまぁ!うまいよ!すげぇ琉輝☆」
「………っえっ…あの…」
「うまいよ!ほら?あーん」
琉輝も同じ弁当なのに箸を琉輝の口に持ってった俺…。
琉輝は反射的に口を開けた。
「あむ。…ありがと」
「あっ……なんつうか…///」
俺が言い訳する前にはもう琉輝は昼食を再開していた。