Love circumstance
あたしは神崎大翔の胸を軽く押してみる


すると神崎大翔は力を緩めあたしを離した


そして

ゆっくり口を開く


「今日何してたんだ?」


その口調は決して怒ってるようなものではなくて
とても優しいものだった


「家に……」


神崎大翔と会話……
あたしにはこんな簡単なことすら出来ない


普段は簡単に出来るのに…
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