姫に王子のくちづけを…
☆2love
『おはよー由香里!』
あ、自己紹介がまだだった
私の名前は斉藤由香里
今私に手を振っているちょっと背の高くて美人な子は
私の小学校からの親友
荒木奈津実(アラキ ナツミ)だ
「おはよー奈津実!」
いいなぁ~奈津実は背が高いから…
制服をちゃんと着こなしていてすんごいカッコいい!
私が背ぇ高かった時なんていいこと一つも無かったし
「何か奈津実は高校生って感じだよね…」
『由香里はまだ中学生でも通るよね、バスとか料金安くなるんじゃない?』
「そりゃどういう意味だ!」
そんな会話をしながらクラス表がはってある所まで足を進めた
結局は
背が高くても低くても
私にはコンプレックスでしかないのです…