姫に王子のくちづけを…
☆8love
『もぅっ!…っほんとにあの先生なんで私ばっかり…』
ブツブツ文句を言いながら向かうのは毎度のとおりの教材室
手には何に使うのか私にはさっぱり分からない資料の山
…これ意外と重いんだよなぁ
体力の無い私は頑張って上まで上った
中学のうちに体力をつけておけばよかったと
ばあさんみたいな事を思いながら何とか教材室まで着いた
両手が塞がっているので
お行儀は悪いが足で少しづつ開けていく
慣れない事をするのはかなりきついです
そうやってちょぼちょぼ頑張っていたら
『…あっ…ダメ…そんなっ…あぁっ…』
カチッ
体が硬直
ま、まさか学校で…
どうしよう…あっちは気づいていないみたいだけど
気づいたほうはものすごく気まずい!!