姫に王子のくちづけを…







_________...






『来たよ!』

『えー嘘ぉ!彼方君に会いに来たのかな?』

『じゃああの噂本当だったんだ…』





そんな


今みんなの注目の的となっているのは



ドアの所に立っている森永先輩





『どうしよう…彼方君呼んだほうがいいのかな?』

『だよね…ウチのクラスに用があるって事は彼方君だもんね』




みんな(女子)ちらちらと彼方君と森永先輩を交互に見る





…森永先輩はと言うと


きょろきょろと誰かを探しているようだ





そして


なぜかバチッとあった目線






『あ、由香里ちゃんいた!…良かった~一瞬クラス間違えたかと思った』



きょろっと一斉に私のほうに向けられた視線
(女子男子両方)






こ、怖え~…



てかなんで私!?









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