姫に王子のくちづけを…
「ど、どうして!?」
『母さんが『こんな物騒な世の中で女の子を1人で帰らせるなんて!』
って煩せぇんだよ』
「そ、そうなんだ…」
う~ん…何だか複雑
『ごめんな…送ってくってのが俺の意思じゃなくて
俺、今まで付き合ったことってないからこういう事よく分かんねえんだよ…』
「か、彼女今までいなかったの!?」
彼方カッコいいからすごい女の子に不自由しなかったと思うんだけどな…
『由香里だけなんだよ…本気で好きになったやつ』
…だけど
やっぱりそういわれると嬉しい
クスッ
『な…笑うなよ…』
「顔ちょっと赤いよ!」
『気のせいだろ!…もう帰ろうぜ』