姫に王子のくちづけを…





『今日の依頼はウチのクラスの廉なんだけど…』



優香はいつの間にかこのプロジェクトにのりのりで


依頼を受ける順番などスケジュールを決めています




…そんな時間あるんだったら副会長の仕事きちんとしたほうがいいのでは…


と思うのは私だけ?






『何か問題でもあるのかよ』




こんな破天荒な2人をまとめている

…実質上生徒会長より学校をまとめてるんじゃないかという生徒会書記稜雅


私の幼馴染でもあります





『それがねぇ…廉自身の相談じゃないわけ』



『優香ちんもう少し分かりやすく言ってっ!』



このぷくーっと頬を膨らませている

生徒会長なのに金髪のちょっと小柄な少年が



…ものっすごく頼りないですが

この学校の生徒会長さんです






がちゃ




『いいよ別に、俺から説明するから』




…入ってきたのは
依頼者の斉藤廉君です







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