姫に王子のくちづけを…
_________...
一人になった屋上でショックから立ち直った俺は考えていた
「男嫌い??…そんな嘘っぽい言い訳なんて無いよなぁ…」
いくら親友に触れられたくないからってそんな事言うか普通?
その時瞬間的に俺の脳裏に浮かび上がったのは
あの始めてあったときの言葉たち
「『デカ女』…『ウザい』だったような…」
もしかしてあれだけで!?
いじめか!
好きな子ほどいじめたくなるっていうあれか!
くそ~!
原因作った奴等シメてやりてぇ~!!
(無理だろ…)
「ああ~もうっ!…どうすりゃいいんだよ…」
自棄になって寝っころがった時見えた空は
ムカつくぐれぇ真っ青だった…