姫に王子のくちづけを…



おっ!7番


何だかいいことありそうだなぁ!




女の子とでありますように




私は必死で引いた後なのに神頼みをしていた







…でもさっきのくじの箱持ってきた人どっかで見たことあるような…




ていうか…どっかで似たような雰囲気の人を見たことがあるような










頭の中で思い出そうとしていると




『じゃあ1番の人手ぇ上げてくださーい』



と、運命の時がやってきたようだった







『7番の人ー』




恐る恐る手を上げて周りを見回すと



同じく手を上げている奴と見事にバチッと目が合った







え…まさか…





『え~っと、千堂君と斉藤さんが7番ね』




やっぱり…












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