姫に王子のくちづけを…
『俺と付き合ってもらえませんか?』
放課後の教室
女子の間ではイケメンと評判の西田君に呼び出されて
私は「告白」と言うものをされていた
…正直言って
友達もいない2人っきりの常態にしないでほしかった
「ご…ごめんなさい!私は好きじゃありません」
私はさっさとこの教室から出たかったから
…西田君には悪いけどきついことを言ってしまった
さあ早く帰ろうと思いドアを開けようとした瞬間
『待てよ!』
突然腕をつかまれた
全身に悪寒が走る
「いやっ!」
バシッ
思わず手をはたいてしまった
あ、しまった
と思ったときにはもう西田君に押し倒されていた