姫に王子のくちづけを…
俺だってクールキャラ目指してたのに
あほな作者のせいで(え?)
へたれになっていってる気がする…
『まあ、まかしとけ』
そういうと稜雅は立ち上がってドアへと歩いていった
え…何をだよ…?
何をお前に任すんだよ?
そんな俺の心の声が聞こえたのか
稜雅は振り返ると
にやっとした冷たい笑みを浮かべた…
ゾクッ
な、何だよ今の悪寒…
「稜雅…お前何するつもりだよ」
『まあ楽しみにしてな』
それだけ言うと
ドアを開けて出て行った…