姫に王子のくちづけを…



…あれ?行き止まり?



こんな所に行き止まりなんて無いはず…




『矢印があるだろうが!理科室に入れって事だよ』







理科室?





「入らなくちゃいけないの?…」



『当たり前だろ?』




彼方は急に立ち止まった私の足を無理矢理動かすようにして理科室に入っていった






…もうちょっと女の子をいたわってよ!





何だかフラスコとかが無駄に雰囲気作り出してるなぁ…






ジジジジジ…




「なっ、何の音!?」



何このよくできすぎてる肝試しはっ




『…殺してやる…彼を奪ったお前など…』



ぼうっと浮かび上がったのは


白い服を来た女の人







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