姫に王子のくちづけを…









『そういえば…彼方君って何か誰かに雰囲気似てるなって思ったら
廉さんに似てんじゃないの!?』




そうかーやっぱり恋だ


と一人ではしゃぎながら納得している奈津実には





「ちょっと!あんな奴のどこがお兄ちゃんに似てるって言うのよ!」



と私が胸倉を掴んで揺さぶっても何の効果も無かった











あんな奴に恋なんか



恋なんか絶対に認めない!!












< 75 / 207 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop