姫に王子のくちづけを…
_________...
「ギャァ~遅れるぅ!…ちょっとお母さん!何で起こしてくれなかったの!」
あの後
なかなか寝付けなかった私は
入学式だと言うのに見事に遅刻寸前です
『高校生にもなって親に起こしてもらうのはやめなさい!目覚まし時計があるんじゃないの?』
「今電池切れてるの~!」
そんなやり取りをしながらも何とか準備をし終わり
お母さんの運転する車に乗って高校へ向かった
共学…
大丈夫かな?
ちゃんと友達も出来るよね
それにこんな恐怖も早くなくなって
みんなみたいに彼氏作って
幸せな高校生活おくれるよね?