君だけのために





「胸だって小さいし、京君を満足さしてあげれないかも…」





うん、夜のエッチもいやだって思われたら本当に、浮気されちゃうよ。





「小さいのが好きだから気にすんな」





あっ、京君って小さいほうが好きだったんだ…知らなかった。





「本当?本当に私で、京君は後悔しない?」





「沙弓」





結婚して幸せの絶頂で、そんなとき京君に捨てられたら…きっと生きていけないよ。





京君といる幸せを、私は知ってしまうから。





「余計なこと考えんな。」





「……え?」





余計な……こと……?





「俺はお前といたいから結婚する、お前もそう思うならそれでいんだよ!」





京君……。





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