モデルだっていーじゃないっ!
「でもさ、どーせは澪も私みたいにするんでしょ??」
「何を・・・??」
「だぁーかぁーらぁっ!!!モデルやってるってことを言うって事!!」
花音は、精一杯声を殺して怒鳴る。
「ゴラァ!!そこ、何話しとる!!!」
先生が、不意にこちらを向き、後ろを向いていた花音を注意した。
・・・・というか、呼んじゃったのは私だけど。
「ごめんなさーい」
明るく返事をし、花音は前を向いた。
先生は授業を続けたけど・・・・私は、「仕事」についてしか頭が働かなかった。
だって・・・恥ずかしいもん。
花蓮は、モデルの時も「花蓮」として働いてる。
友達に嘘ついたりとか、誤魔化したりしない。
私にだって嘘はつかなかった。
・・・・・・・・まぁ、私が勝手に履歴書送ったんだから当たり前だけど。
花蓮は、スタイルはいいし・・すっごくかわいいし、スポーツもできる。
モデルをやっても売れてるし・・・・まぁ、頭はともかく。
とにかく完璧なんだ。
それに比べて私ときたら・・・・。
黒髪で2つ結びで眼鏡の。花蓮と並ぶのも恥ずかしい地味な感じ。
しかも、スタイルも良くない。単に「上にのびちゃった」って体型。
可愛くもないし、運動もできない。
この差が・・・恥ずかしい。
こんな事を、みんなに知られたくない。
だから、あえて「MIO」って名前にしてもらったんだ。
・・・それでいい。
だって、私は「代わり」だから。
「何を・・・??」
「だぁーかぁーらぁっ!!!モデルやってるってことを言うって事!!」
花音は、精一杯声を殺して怒鳴る。
「ゴラァ!!そこ、何話しとる!!!」
先生が、不意にこちらを向き、後ろを向いていた花音を注意した。
・・・・というか、呼んじゃったのは私だけど。
「ごめんなさーい」
明るく返事をし、花音は前を向いた。
先生は授業を続けたけど・・・・私は、「仕事」についてしか頭が働かなかった。
だって・・・恥ずかしいもん。
花蓮は、モデルの時も「花蓮」として働いてる。
友達に嘘ついたりとか、誤魔化したりしない。
私にだって嘘はつかなかった。
・・・・・・・・まぁ、私が勝手に履歴書送ったんだから当たり前だけど。
花蓮は、スタイルはいいし・・すっごくかわいいし、スポーツもできる。
モデルをやっても売れてるし・・・・まぁ、頭はともかく。
とにかく完璧なんだ。
それに比べて私ときたら・・・・。
黒髪で2つ結びで眼鏡の。花蓮と並ぶのも恥ずかしい地味な感じ。
しかも、スタイルも良くない。単に「上にのびちゃった」って体型。
可愛くもないし、運動もできない。
この差が・・・恥ずかしい。
こんな事を、みんなに知られたくない。
だから、あえて「MIO」って名前にしてもらったんだ。
・・・それでいい。
だって、私は「代わり」だから。