2番目…
それから颯斗の2番目になって1週間が過ぎようとしていた

何も変わってない…

ただ、放課後のほんの少しの時間だけわ…



「あっ……んっ……」

私達は毎日のように体育倉庫で繋がる…

最初はいけないって分かってたけどどうしても止められ無かった


「好きだ……美穂…」

嬉しかった…

ほんの少しの時間だけでも良い

私の事を思ってくれるなら…

そう考えてた……

でも……

こんな少しの時間でも颯斗は美波チャンの事は忘れてはいなかった…


いっつも、携帯を気にしてる…

たまに、電話に出るけど当たり前だけどいっつも嘘を付いてる。


だから、私は絶対に『好き』の言葉は言わない…


これが私なりのけじめだから…
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