甘い罠【続編】
「ごめん」



『何なのよお見合いって!』



「・・・これ」




そう言って二つ折の冊子みたいなのを手渡された



何かはすぐにわかった



この中にお見合い相手の写真があるって




開こうとしたとき拓磨が来た



「おや、いらっしゃい」


「お邪魔します・・・って、遥泣いてるの?!」




あたしを見つけた拓磨が驚いた


『だって・・・なんかわかんなくって・・・』



「よしよし、大丈夫だぞ」




そういって優しく抱きしめてくれた



家族の前だけど、そんなの・・・気にするもんかッ!
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