甘い罠【続編】
お互い向き合って座る



まだ涙が止まらず俯く




「勘違いされるようなこと言ってごめんな?でも、俺はもうそんな軽い男じゃないし、遥だけが好き」



『・・・・うん』



「だから、心配すんなって・・・・」




いつの間にか拓磨はあたしの隣に来ていた



『あたしこそ、ごめんね。・・・・こんな女、嫌だよね?』



「いや、いいんじゃない?」





嫌だって言われると思っていたのに・・・


コツンと頭と頭がくっつく




「俺のこと好きでいてくれてる証拠じゃん?」




確かにそうです




あたしは、自分が思っている以上に拓磨に惚れています
< 45 / 93 >

この作品をシェア

pagetop