Love Short Story's
「ヤだよ。ユキちゃんと終わりたくない。」
そう呟いた言葉も風に飛ばされて、寂しさを誇張している。
次の日、ユキちゃんとはいつもの様に一緒に下校している。
「ねぇ、ユキちゃん。大好きだよ。」
「・・・うん。」
ユキちゃんは「好き」とは言ってくれない。
ユキちゃんは私の事なんて・・・。と思った時、ユキちゃんは、触れたかどうかわからないくらいのキスをしてくれた。
やっぱりユキちゃんのキスは優しい。キスの時だけは私を見てくれているみたいで安心するんだ。
「恵美・・・。あっ。」
「え・・・?」
だがしかしキスの後のユキちゃんから出た言葉は前の彼女に名前だった。
「朱美、ごめん。」
なんだ、キスの時まで前の彼女の事を考えてるんだ。
ユキちゃん、その「ごめん」は、どういう意味なのかな。
私、まだ終わりたくないよ。
end
そう呟いた言葉も風に飛ばされて、寂しさを誇張している。
次の日、ユキちゃんとはいつもの様に一緒に下校している。
「ねぇ、ユキちゃん。大好きだよ。」
「・・・うん。」
ユキちゃんは「好き」とは言ってくれない。
ユキちゃんは私の事なんて・・・。と思った時、ユキちゃんは、触れたかどうかわからないくらいのキスをしてくれた。
やっぱりユキちゃんのキスは優しい。キスの時だけは私を見てくれているみたいで安心するんだ。
「恵美・・・。あっ。」
「え・・・?」
だがしかしキスの後のユキちゃんから出た言葉は前の彼女に名前だった。
「朱美、ごめん。」
なんだ、キスの時まで前の彼女の事を考えてるんだ。
ユキちゃん、その「ごめん」は、どういう意味なのかな。
私、まだ終わりたくないよ。
end