ダンデライオン
「本当なら、あの日言いたかったんだけど…緊張しちゃったし、あんな重い話しちゃったから、今度にしようって思ったんだ。今日、スポーツ紙に報道されたから今日しかないって思って仕事を終えて真っ直ぐここに来た。」
「悠斗…」
ありがとう。
「ロマンチックな場所じゃなくてごめん。」
「いいの。」
悠斗の気持ちが嬉しい。例え質素な公園でも、幸せだよ。
夜景が見えるレストランや観覧車もいいけど、あたしは小さい頃からよく来てた馴染み深いこの場所で想いを伝えてくれたのが嬉しいんだ。
「…真澄って誕生日いつ?」
「9月15日だよ?」
「そっか。なら俺より1ヶ月早いんだ。」
「うん。」
悠斗の誕生日は10月15日。初めて知った日は1ヶ月違いなんてっ!そう喜んだっけ。
「悠斗…」
ありがとう。
「ロマンチックな場所じゃなくてごめん。」
「いいの。」
悠斗の気持ちが嬉しい。例え質素な公園でも、幸せだよ。
夜景が見えるレストランや観覧車もいいけど、あたしは小さい頃からよく来てた馴染み深いこの場所で想いを伝えてくれたのが嬉しいんだ。
「…真澄って誕生日いつ?」
「9月15日だよ?」
「そっか。なら俺より1ヶ月早いんだ。」
「うん。」
悠斗の誕生日は10月15日。初めて知った日は1ヶ月違いなんてっ!そう喜んだっけ。